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「静岡の心と身体の健康」に貢献したい

2020年に前職を退職し、シラトリに入社した私は
2023年6月、代表取締役社長に就任しました。

100年以上の歴史を持つ会社の社長に就任するにあたって感じたのは、
プレッシャーよりも「この歴史を紡いでいこう」「やってやろう」
という新しいステージへのチャレンジの気持ちです。

シラトリは地域密着の会社なので、やはり
「静岡のスポーツと健康への貢献」ということが、
最も重要なキーワードだと思います。

今の時代、スポーツはもはやインフラの一部です。
私自身も長い間、野球をやっていて、チームで動くことや、
目標を達成するためのプロセスの組み立て方を学びました。

だからこそ、スポーツを楽しむ場や時間の提供を通して、
地域で暮らす人々の心身の健康につなげることが大切だと感じています。

スポーツの楽園=「SPOPIA」の実現へ

社名のSPOPIAは、「スポーツの楽園」の意味。「誰もがスポーツを楽しみ、健康になってほしい」という願いを込めた造語です。

時代はどんどん変化していて、少子高齢化が進んでいます。シニア世代が元気にスポーツをしていたり、逆に子供がスポーツから離れてしまったり、20年前とは全く違います。

だからスポーツの楽園を実現するためには、変化する時代にマッチする商品を提供しなければなりません。

そして何よりも、世の中にモノは溢れていますから、「モノ」ではなく「コト」を売ること。時間や楽しさを、買ってもらうことが大事だと感じています。

例えば、心と身体を整えるジムの運営、また子どもが人生で初めてスポーツに触れるときのハードルが低くなる仕組みづくりをしていきたいです。

もちろん、それらはシラトリだけの力では実現できません。行政や地域の企業とも連携をしながら、地域の健康増進、スポーツの場を整える。これが未来に向けて、シラトリが目指していることです。

全国プレイヤーへのチャレンジを共に

最後に、今後はここ静岡の地からもう少しステップアップして、全国プレイヤーになりたいと考えています。

シラトリといえばウィンタースポーツ、というイメージを持ってくださるお客様が多くいらっしゃいます。今後はそれだけでなく様々な商品をより多くのお客様へ届けるべく、EC部門でも様々な仕掛けづくりを進めていきます。

シラトリの「モノ」を全国のお客様へ。そしてゆくゆくは、我々にしか提供できない「コト」までも、全国へとお届けしていきたいと考えています。

スポーツの力で地域へ貢献したいという方、そしてSPOPIAの実現を目指したいという方。そんな方たちが、ともにチャレンジする仲間に加わってくれたら嬉しいです。
株式会社シラトリ 代表取締役社長西丸 聡司
西丸 聡司(さいまる そうし)

1969年12月9日、大阪府生まれ。6歳の時に埼玉県に引っ越し、小・中・高を過ごす。埼玉県立春日部高校卒業後、慶応大学文学部に進学。同大学では体育会野球部(内野手)に所属。卒業後は住友商事㈱に入社し、同社では長期間の海外勤務を経験する。株式会社シラトリには2020年に入社。副社長を経て、2023年6月、代表取締役社長に就任した。